4月13日の「文春オンライン」にて、水原希子が、芸能界の性加害問題についての考えを明かした。水原も過去、一部スタッフの言動に苦しめられてきたという。
「水原によると、芸能界には性加害のような側面がずっと存在していたそうで、彼女自身も過去、男性監督から性的ハラスメントにあたるような言葉をぶつけられたことがあったのだとか。そして、そのような環境がなくなることを願うとともに、『製作者側の「映画に出すよ」に騙されて欲しくない』と、役者を夢見る女性達に呼びかけています」(芸能記者)
また、水原はコメントの中で、「(性的な場面)の際に共演の年上の役者さんの方が前貼りを拒否して下半身が硬直した状態で撮影に入り、友人の女優さんがとても理不尽な気持ちで撮影をしなくてはいけなかったというようなお話もありました」と、実際の現場で起こったエピソードも明かしている。
するとネット上では、撮影で前貼りを拒否していたというある俳優に注目が集まったという。
「14年、複数男女の情交を描いた映画『愛の渦』でのトークイベントにて、出演者の中村映里子が、共演者の前貼り問題について語ったことがあります。彼女によると、ある男性俳優は前貼りを拒否したそうで、『できれば貼ってほしいよね~。(相手俳優から)「貼ってほしかったら言って」と言われたけど、言えないよね?』と語り、大きな話題となりました。その後、共演者の新井浩文がこの発言を取り上げたニュース記事を自身のツイッターで引用し、《誰だよ!貼ってないやつ! すいません。。。以後気をつけます》と自分だと認めたほか、18年にも《うち前貼りつけないから無理やね》とツイートしているんです。『愛の渦』で主演を務めた門脇麦は本編で新井と直接的なシーンこそありませんでしたが、昨年、映画『あのこは貴族』で水原と共演しているため、ネット上で『麦ちゃんから「愛の渦」の現場の雰囲気を聞いていたのかな?』『水原の言ってる前貼りなし俳優は新井?』などと憶測が飛び交う状況となっています」(前出・芸能記者)
女優たちからの告発が相次いでいる芸能界の性加害問題。出演者たちの安心して撮影に臨める環境が今後広がっていくことを願うばかりだ。