6月22日公示、7月10日の投開票が有力日程とされる参院選に、おニャン子旋風が吹き荒れる──。
自民党公認で東京選挙区(改選数6)から出馬する元おニャン子クラブの生稲晃子に、強力な援軍の登場が期待されているのだ。生稲は4月6日の出馬表明会見で、
「自分の経験(5度にわたる乳ガンの手術、コロナ禍での飲食店経営など)を政策や法律、予算に反映させていくことができれば、世の中のお役に立てるのではないか」
と話し、政府が16年に開催した「働き方改革実現会議」の民間メンバーとしての矜持を示したのだった。
そんな生稲が参院選に挑むにあたり、激烈なサポートとなるのが、元おニャン子たちである。
生稲は立候補に際し、会員番号15番の立見里歌から「とにかく自信を持て、大丈夫だから。アッコにはいろんな経験がある」といった内容の激励メールが届いたことを明かしたが、
「他にも数人の元おニャン子から『応援する』とのメールをもらったというのです」(政治部デスク)
実際に選挙戦で元おニャン子たちが応援演説に駆け付けることになれば、かつてのファンは感涙モノだろう。事実、有権者男性の反応はというと、
「ファンだった福永恵規(会員番号11番)がもし応援に駆け付けるというなら、必ず見に行きますよ」(53歳・自営業)
あるいは、こんな声まで。
「私は立憲民主党の支持者ですが、仮に河合その子(会員番号12番)や渡辺美奈代(会員番号29番)、内海和子(会員番号13番)なんかをナマで見られて、生稲さんに投票してほしいと訴えられたら‥‥入れてしまうかもしれません」(56歳・販売業)
かつて「夕やけニャンニャン」を見ておニャン子クラブにハマッた中年男性にとっては、選挙戦というより「懐かしのアイドル鑑賞会」の様相を呈しているようである。
立憲民主党からは元クラリオンガールの蓮舫議員が改選を迎え、同じく東京選挙区から出馬予定だ。
「おニャン子軍団VSクラリオンガール」の元アイドル激突戦線。会員番号40番のニャンニャン参院選は、果たしてどんな結末を迎えるのか。