観光シーズンでもあるGW直前に起きた、北海道・知床半島の沖合で観光船が消息を絶った事故。乗組員と乗客26人のうち、11人が発見されたものの、いずれも命を落とす結果に。小さな子供もいることから、各所からお悔やみのコメントがSNS上に投稿されている。
いまだ消息不明の乗客の中に、22歳の男性と21歳の女性のカップルがいたことが判明。社会部記者が言う。
「男性は、交際女性の誕生日に休みを取って、知床に出かけた。そして乗船中に、海の上でサプライズでプロポーズする予定だったそうなんです。そのための指輪も用意していたのだと」
双方の家族は「どんな形であれ、一緒に見つかってほしい」と話しているが、このニュースを知って「せめてプロポーズが済んでいたことを祈りたい」「ダメだぁ…涙が止まらない」と、まるで自分を投影するように、悲しみに暮れる人たちが続出しているという。
最良の日が一転、最悪の事態へと暗転したカップルの無念は、察するに余りある。
(山田ここ)