CMにドラマに見ない日はない今田美桜が東前頭の筆頭である。美少女研究家・高倉文紀氏も高く評価する。
「グラビアとしては一時、『週プレ』の看板を背負っていました。目ヂカラもあり、プロポーションもよく、健康的な明るい魅力で10代の若い女の子のファンも多い。CMが途絶えないのは人気の証明」
4月には、日テレ水曜10時枠で、ついに初主演を飾り、桜の季節に美桜が満開となった。
続いて、90年代のグラドルブームを牽引した優香が入った。元「ジャズ批評」編集長の原田和典が懐かしむ。
「ギャル性(ライトな不良性)と水着の相性の良さを示した。90年代後半のグラビアシーンを牽引し、00年からより幅広い活動を展開。演技、司会、声優、いずれもソツなく、志村けんとの出会いによって、『おもしろいこともできる人』という評価も定着した。僕は優香の水着に鮮烈な印象を抱き、しばらく興味が他のところに移った後、志村けんとの、あまりにも息の合ったコントで優香を再認識した。今後もコントは続けてほしいが、志村けんほどの名伯楽に出会えるかどうかも課題であろう」
抜群のプロポーションを誇った筧美和子も、今やすっかり女優の顔だ。芸能評論家の織田祐二氏の意見。
「巨匠の篠山紀信も認めた超逸材。いろいろ厳しいと定評の篠山氏の撮影を難なくクリアーして『篠山さんはおばあちゃんみたいなんです』という発言は言い得て妙でした。被写体として14年頃は、間違いなくナンバー1の存在だった。佐野ひなこら同期が『イメージDVDはNG』を貫く中、筧はしっかりリリース。王道グラドルとしての真髄を見せつけました」
そして14年、初連ドラ「水球ヤンキース」(フジテレビ系)で女優として早々に頭角を現す。
「以後は女優としてひっぱりだこ。明るい役、暗い役、変わった役、なんでもこなせるし、CMでも大人気です」(前出・織田氏)