広瀬すず(23)の新作映画「流浪の月」(ギャガ)が波紋を呼んでいる。実話をベースにした衝撃的なストーリーもさることながら、すずの体を張った演技でにわかに「本格女優覚醒」の声も上がっているのだ。
物語は、世間を騒がせた少女誘拐事件の加害者と被害者が15年後に再会し、両者が抱く複雑な心の絆と葛藤を実に丁寧に描いている意欲作。重厚なテーマで注目を集める同作だが、なによりも見逃せないのが、広瀬が挑む過去イチの過激なラブシーンだろう。
しかも単なるラブシーンではなく、その描写は過激そのもの。映画の中でもクライマックスと言えるシーンなのだ。
〈広瀬演じる更紗は、かつて少女時代に誘拐に遭遇。その過去を封印し、横浜流星(25)演じる男性と同棲生活を送っている。当然、2人は、日常的に愛の交歓を繰り広げる。寝室に入ると、流星は背後からすずを抱きしめ、そのまま激しいまでのディープキスを交わす。その情熱的で唾液の絡むキスに、男の首筋にすがりつき、本気の表情で『アッ‥‥アッ‥‥』と吐息が止まらないのだ。そのまま押し倒されると、真っ白なブラジャーの中に手を突っ込まれ、こんもりとしたバストを激しく揉みしだかれる。そのまま高まった流星は、すずのパジャマのズボンを一気にずり下ろそうとする。露わになるのは純白のパンティ。すると剥き出しになった太腿に流星はキスをしたあげく、そのまま股間に顔を埋めて愛撫する。『ンンッ‥‥』と言葉にならない声で快楽に本気で身悶えするのだった〉
ここまではいわゆる普通のカップルの営みだったが、ある時から2人の関係性は大きく変化する。その顛末は実際に劇中で確認してもらいたいが、欲求不満に陥った流星は、すずに対して「実力行使」に出るのだ。
〈流星はすずをソノ気にさせようと、再びディープキスを仕掛けていつものように情事に持ち込もうとする。今度は服の上から右チチを荒々しく暴力的なまでに揉みしだく。極め付きは乱暴に彼女のスカートを捲り上げての手で股間を刺激する場面だ。流星は相手の反応を確認すると、自らの右手にペッとツバを吐きかけ、そのまま股に手をあてがって愛撫。しかしすずの反応は‥‥〉
それにしても、広瀬がここまで大胆な演技に挑戦したのにはワケがあった。
「現在、彼女は『海外進出』を次の目標として設定している。今後、コロナによる移動制限がなくなれば『ハリウッド映画のオーディションを積極的に受けたい』と事務所に伝えているほど。5年前に出演した『ネプリーグ』(フジテレビ系)で、簡単な英語の問題を間違えまくり、語学力のなさが失笑を買ったのですが、近頃は『ハリウッドデビュー』に向けて英語を猛勉強しているんです」(映画関係者)
さらなる高みを目指す広瀬の「超濃厚ラブシーン」に観客も拍手喝采なのだった。