俳優・いしだ壱成が5月12日配信の「迷えるとんぼちゃん」(ABEMA)に出演。約20年前に起こした法律違反の薬物を巡る事件の真相を語った。
いしだは1990年代、中性的なファッションの“フェミ男”ブームの火付け役として人気を集めたが、2001年8月に法律違反の薬物所持により現行犯逮捕され、同11月に懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けた。
いしだは人気絶頂だった当時、精神的に不安定になり酒浸りの時期があったそうで、事件当時の状況について「その時は、クラブですね。クラブも全然そんな(薬物が取引されるような)ところではないんですけど、本来。そこで『お疲れ!』って持たせてきた人がいて…」と、名前も知らない人からいきなり薬物を渡されたと告白。「捨てればいいんですけど、そのままもう酔っ払って部屋に持って帰っちゃったんですよね。で、次の日、(警察が)ドーンって来て…」と、逮捕時の様子を振り返った。
番組MCの加藤浩次が「えっ? 壱成くんはやってないんですか?」と驚いて聞くと、「そうです、やってないです、やってないです、それは」と、いしだ。出演していた西野未姫に「もらったのを持って帰っちゃっただけですよね?」と聞かれると、「そうです。持ってたらダメみたいですよね」と答えた。
芸能ライターが語る。
「加藤が改めて『自分で燃やしたりとかはないですか。吸引はしてないですか』と問うと、いしだは『してないです』とキッパリ。あくまでハメられたのだと答え、当時は警察官から問い詰められ『やりました』と自供してしまったのだという。実際にハメられたとなると同情したくはなりますが、ネット上では、《翌日すぐに警察が動くのか?》《手渡されたものをそのまま持って帰る?》といった、イマイチ納得できないという疑問の声も多かったですね。そもそも、いしだが現行犯で逮捕されたのは大阪のホテル。後日の家宅捜索では別の薬物が押収され、再逮捕に至っています。彼の今回の話だと、その自宅から出てきた薬物は何だったんだという話になりますからね」
いしだは現在、心機一転で再度俳優に挑戦することを決意し、「月9で復活したい」などと語っているようだが、過去のことで自ら墓穴を掘らないことを祈るばかりだ。