ネットで話題になりながら正体が謎のままだった人物「K.カズミ」。その正体に迫ったのが、6月1日の「水曜日のダウンタウン」（TBS系）だった。
番組にK.カズミ本人だという女性が登場し、謎は明らかになったかと思いきや、今も存在を疑問視する声は収まっていない。
「番組を見ていない人のために簡単に説明しますと、K.カズミというのはネットのヤフー知恵袋でのみ活動している女性で、身長213センチ、体重222キロ、足のサイズ33.5センチという巨漢です」
テレビ誌記者はこう説明して、さらに続ける。
「怪力の持ち主で、超がつくほどの大食いだというんです。和食ファミリーレストランのざるそば食べ放題で82段を食べたという記録が残っています。番組は、ファミレスの関係者から本人だという人物にたどり着き、数々の伝説を本人に確認しました。結果はそばの大食いは本当でしたが、他は全てなりすましのでっち上げということでした」
ネットで話題の怪人物の真実が明らかになり、番組は無事終了となったが、大食いファイター勢からはその後も、ざるそば82段という記録に疑問の声が噴出しているのである。
そもそも大食い勢は番組でも、K.カズミの記録に対しては否定的だった。ジャイアント白田、「魔女」菅原初代、アンジェラ佐藤が、K.カズミがざるそば82段を食べた店でその記録に挑戦。アンジェラが40、菅原が34段という結果に終わると、菅原は、
「嘘をつくにしても、もう少し信用できる嘘をついてほしい」。
白田も追撃し、
「絶対ウソですよ」
と完全否定したのである。
その後、菅原はツイッターで「それでも信じていない」「もしほんとうに82段を食べ切ったら、もう大食いなんかやめてやる！とグレるかも」と改めて口撃したのである。
大食いプリンスのフードファイター・小林尊も、ツイッターで記録に疑問を投げかけている。
「大食いファイターたちが完全否定するぐらい、ざるそば82段、合計13キロというのはありえない記録ということでしょう。なぜこんな記録が生まれたのか、小林は、制限時間なしでトイレ休憩ありだったのではないかと予想しています。つまりフードファイターと比較するのは意味がないということですね」（前出・テレビ誌記者）
小林はツイッターで「K.カズミと対決してみたい」ともコメントしている。それを待っているのは視聴者だけではない。名だたるフードファイターたちも望んでいることだろう。
