社会

佐村河内守「ゴースト作曲家騒動」が開いたパンドラの箱

 ロンゲとひげとサングラスで現代のベートーベンを装っていた佐村河内守氏。3月7日の会見は手話を介さずとも質疑に応じてしまうなど、突っ込みどころ満載の様子が話題となったばかり。

「会見で『新垣氏はウソつきだ。名誉毀損で訴える』と大見得を切りましたが、実際に作曲を担当した新垣隆氏が著作権を放棄する事を明言したのに対し、佐村河内氏は新たに弁護士を雇い、これまでの著作権をなんとか死守したい構えです」(芸能レポーター)

 世紀の茶番の行く末も気になるところだが、この騒動が意外なところで物議を醸しているというのだ。

「実は、業界内では今回の騒動の被害者は佐村河内氏のほうで、とんでもないルール違反を犯したのは新垣氏のほうだという声が上がっている。アイドル歌手や演歌歌手が自ら作詞作曲を手がけましたと突如アーティストを気取ることがよくありますが、もちろん、この場合にはゴーストの存在があるわけです」(音楽関係者)

 この“自作曲”を本人がイベントなどで手売りすればファンは大喜び、売上も倍増するのが常なのだという。

「歌手は佐村河内氏のように曲のイメージをゴーストに伝えることもなく、歌唱印税の3倍程度の著作権料が入ることになりボロ儲け。それでも、作曲者がいくらいい曲を作ったところで歌手の“自作曲”という折り紙がなければヒットする事すらないわけです。今回の騒動ではそんな業界の常識を根底から覆してしまっただけに、ある大物演歌歌手などの曲を大量生産している作詞家はいつゴーストがバレるかとヒヤヒヤしているんだとか」(前出・音楽関係者)

 音楽界の激震はまだ収まらない?

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