明石家さんまが8月6日放送の「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演。7月30日に放送されたNHK「第11回明石家紅白!」で香取慎吾と約7年ぶりに共演したことを振り返った。
リスナーからの「今後もSMAPの他のメンバーとも共演してほしい」というメールが紹介されると、さんまは同意しながら「前も言うたけど、慎吾ちゃんが気を使って『(出演は)いいんですか、僕で?』って」と収録で香取に聞かれたことを告白。
さんまによれば、SMAPが解散する際に香取と関係が深いキャイ~ンの天野ひろゆきに「慎吾ちゃんになんか協力できることがあったら、言うてやって。俺の力そんなないけども。離れ離れになってしもうたか」と伝言を頼んでいたという。これに「(香取は)『それ聞いてます』って言うてたんですけど、気を使うねんね、一応。全然ええのに…」と回想した。
さらに、さんまは「SMAP全体と仲良かったから。俺なんか番組ずっとやってたからね」と言い、「だからSMAPのメンバーに会いたいとかあるんですけど。中居(正広)も全然会ってないんですよ。なんかの気遣いなのか。もちろん、草なぎ(剛)君と(稲垣)吾郎ちゃんにも会ってないんですけどね。木村(拓哉)に会いすぎてるから、みんな気を使うのかなあ」と言っていた。芸能ライターの見立てはこうだ。
「SMAP解散騒動の頃、キムタクVS残り4人の構図で、グループ内の対立がしきりに報じられました。16年8月に同年12月いっぱいでの解散が発表されましたが、その後も解散理由がはっきりしない中、さんまはテレビ番組で『俺は木村派』と明言し、波紋を広げたことがあります。現在、木村だけがジャニーズ事務所に残っているわけですが、さんまの発言を考えれば、他のメンバーが気を使うのも当然かもしれません」
「明石家紅白」に香取が出演したことで、さんまにSMAP再結集への橋渡しを期待する声も出ているようだが、はたして…。
(鈴木十朗)