寺島しのぶ(49)と豊川悦司(60)がダブル主演を務める11月公開の映画「あちらにいる鬼」(ハピネットファントム・スタジオ)が、早くも話題になっている。
原作は作家の井上荒野氏が事実を基に描いた同名小説で、父親で作家の井上光晴氏と母親、そして尼僧で作家の瀬戸内寂聴氏(享年99)との不思議な三角関係を映像化。寺島が人気作家・長内みはるを演じ、豊川が白木篤郎、白木の妻・笙子に広末涼子(42)が起用された。
「原作でみはると白木の不倫愛が描かれています。寺島と豊川のコンビは、15年前に映画『愛の流刑地』(東宝)で“本番疑惑”が出るほどの激しい濡れ場を演じました。今作でも濡れ場は用意されていますが、関係者にかん口令が敷かれ、濃密な中身は伏せられたままです」(芸能記者)
寺島はこれまで映画「キャタピラー」(10年、若松プロダクション/スコーレ)など数々の作品で完脱ぎ濡れ場を演じてきた。実績は十分なだけに、今度は成熟したボディの魔改造に注目が集まりそうだ。
「寺島より美人の女優はいても、剥き出しの性を表現できるのは、彼女以外にそうはいません。今度の相手も豊川だけに、マイルドなラブシーンでは満足できないはず。熟れたボディならではの艶技を見せてほしいですね」(秋本氏)
今作では、みはるが仏門に入るため、剃髪するシーンも見どころのひとつ。映画関係者がこう明かす。
「剃髪シーンのあと、休憩中に豊川さんが坊主頭を撫でてからかい、スタッフの笑いを誘っていました」
チームワーク抜群の現場では、広末の美貌も「雪のようにきめ細かい真っ白な肌で、溢れ出る色気がすごい」(映画関係者)と、上々の評判だった。
みはるにNTR(寝取られ)された広末演じる妻の笙子。原作では、夫も知る男性を新大久保の連れ込み宿に誘い〈互いに背中を向けて服を脱ぎ、布団の上で重なり合った〉というSEX描写も登場する。
こちらもかん口令が敷かれ、映画の濡れ場はベールに包まれているが、広末といえば昨年5月にファッション誌「VOGUE JAPAN」7月号で、胸の谷間や背中を限界ギリギリまで大胆に露出したばかり。
「30代後半くらいから、子育ての合間に体幹トレーニングやランニング、腹筋ローラーを使った肉体改造に着手。締まりのよい筋肉がついたことで、グラビアで肌を出す衣装を着る機会が増えました」(ファッション誌編集者)
魔改造された広末のアラフォーボディ。連れ込み宿のシーンでは、映画「おくりびと」(08年、松竹)で魅せたアダルトな“紐パン露出”をぜひ、再現してほしいものだ。
一方、公開中の映画「ぜんぶ、ボクのせい」(ビターズ・エンド)で、淫らな母親を演じるのは、松本まりか(37)だ。育児放棄で子供を施設に預け、男と同棲していたところ、久しぶりに子供と再会したのだが‥‥、
「男が帰ってくると2人で隣の部屋に移動し、子供に見せつけるように濃厚なキスを交わすと、今度は黒いキャミソールの上から胸を揉まれて『ハァハァ』と悶えるのです」(秋本氏)
これだけでも見応え十分だが、遅咲き女優の魔改造エロスは今年の年末にさらに暴走するという。
「12月9日に公開される映画『夜、鳥たちが啼く』(クロックワークス)でシングルマザーを演じています。原作では取っ替え引っ替えに男と寝たり、共同生活中の男とも汗だくセックスを繰り返します。それだけに、松本がついに完脱ぎするのではないか、と囁かれています」(映画ライター)
初日の出より先に、乳首を拝むことになるのか。