「高嶺の花」で石原さとみと共演している香里奈(34)も、金欠に苦しむ「元・月9主演女優」だった。
11年の月9ドラマ「私が恋愛できない理由」をはじめ、一時はドラマに映画にと引っ張りだこだったが、14年に写真週刊誌で報じられた「大股開き写真」で奈落の底に突き落とされた。
「イメージがガタ落ちで仕事が激減したうえに、たまに来るドラマの仕事でも、視聴率が取れずに酷評されている。再起をかけた『高嶺の花』も低視聴率のまま。それでも売れっ子時代の生活習慣は変わらないから、ジリ貧状態なんです。サイドビジネスとして、自身がデザイン・プロデュースを手がけるウエディングドレスのブランド『サンクタ・カリナ』を展開していましたが、これも衝撃写真の影響で売り上げは激減。ハレンチ写真で数億円の経済損失が生じたのは間違いありません」(芸能レポーター)
一方、大ブレイク中で順風満帆かと思われた松本穂香(21)にも、意外や、すわビンボーかとの噂が立っている。
民放局関係者が証言する。
「松本はドラマ『この世界の片隅に』(TBS系)の主役に大抜擢され、『au』のCMにも出演している最注目若手女優ですが、今の彼女はとことんお金がないようです。『この世界──』のロケ先で共演者がそろって食事に繰り出す時も、松本だけコンビニ弁当を買ってホテルで一人食事をするのが定番だったといいます」
現在、テレビで見ない日はない松本が金欠とは、にわかには信じがたいが──。
「NHKの朝ドラ『あまちゃん』当時の能年玲奈(現・のん)も経験したことですが、急に売れるとギャラが入ってくるタイミングが追いつかないんです。松本にギャラが入ってくるのは年末あたりとのことで、それまではコンビニ弁当で我慢するしかありません」(民放局関係者)
さて、不景気を吹き飛ばすためにも、話をセレブ美女に戻そう。
昨年、自身が代表取締役を務める株式会社を設立した柴咲コウ(37)のケースはどうか。
先のIT関係者が言う。
「今の彼女は自然と金が寄ってくる状態なんです。9月に環境保護を打ち出したレトルト食品ブランドを立ち上げるのですが、それに先んじて柴咲本人が環境省の大使に任命され、国のお墨付きを得た形で商売ができるようになった。全国のショップから問い合わせが殺到していると聞いています。彼女の知名度は効果抜群で、ほとんど事業が動いていない段階から、多数のベンチャーキャピタルから出資の申し入れを受け続けているそうです」
資産4000億円の富豪「ZOZOTOWN」の前澤友作社長(42)と熱愛中の剛力彩芽(26)も、セレブ街道を着実に突き進んでいた。
「前澤社長は124億円のバスキアの絵を買うなど、数億円クラスの絵画を何十枚も持つ絵画マニアです。剛力との交際のきっかけが雑誌の絵画特集だったこともあり、前澤社長は彼女に『今後数年内に完成する前澤美術館ができた際は、記念に好きな絵を1枚プレゼントする』と約束しているそうですよ」(IT関係者)
同じ人気女優でも、いつの間にこんな格差が生まれるのやら。先の広告代理店関係者が明かす。
「やっぱり金遣いが荒いタレントは金欠のままですね。インスタで大ブレイクした芸人の渡辺直美(30)は洋服に月100万円費やしたり、意味なく高級ホテルに泊まるといった浪費癖があるため、年収が約5000万円あっても全然お金が足りていないそうです。菜々緒(29)も浪費とエステ代がかさんで、売れているわりに懐は寂しいといいます」
ちなみに女優ではないが、金欠からセレブに返り咲いたツワモノもいる。
「独立騒動後に自主レーベルでCDを発売するなど、苦境に立たされていた小林幸子(64)ですよ。もちろん、騒動直前に結婚した再生医療会社社長の夫の事業がうまくいっていることもありますが、彼女は金欠時代から続けていたネット層へのアプローチが実を結び、今年の春にユーチューブへの初投稿で22万再生を叩き出した。今後、ユーチューバーとしても収入が増える可能性が見込まれています」(芸能レポーター)
金欠美女の逆襲もドラマチックである。