第13代宮城野親方として親方人生のスタートを切った白鵬。初めて親方として臨むのが、9月11日に東京・両国国技館で初日を迎える大相撲九月秋場所だ。
宮城野部屋の19人の弟子たちの活躍が期待されるが、そんな白鵬の自伝漫画が掲載されているのが「週刊アサヒ芸能」だ。発売中の9月8日号の内容はといえば──。
横綱在位45場所目の2015年一月初場所。白鵬は、全勝優勝で大鵬の優勝回数32を抜き、33回という前人未到の大記録を樹立した。
33回を達成した高揚感もあり、部屋の打ち上げ、そして2次会と祝勝会に酔いしれる白鵬であった。だが、これが思わぬ事態を引き起こすことになる。
「オイ!1時間経つぞ!」「まだ来ないのかよ!」。翌日の会見に、白鵬は遅刻してしまったのだ。
「自分自身へのご褒美で、昨日は明け方近くまでやりました!」「皆さんのお顔が二重三重に見えてますね」
そう語って詫びる白鵬。そして、次に飛び出したひと言が、角界に大波紋を投げかけてしまうことになる。
「疑惑の相撲が一つありますね」
13日目の稀勢の里戦。取り直しとなった一番の判定についての発言であった。果たして白鵬の発言の真意とは? 「週刊アサヒ芸能」9月8日号は必読だ。