平日お昼のバラエティー番組「ポップUP!」(フジテレビ系)が、視聴率1%台を記録する低調ぶり。今年4月の番組スタートから半年も経たないうちに、年内打ち切り確定説が浮上しているのだ。テレビ関係者が語る。
「番組開始前から、目標は『ラヴィット!』(TBS系)という、志の低い目標を掲げていて、思わず耳を疑いました。前番組『バイキング』のMC・坂上忍は視聴者の好き嫌いが分かれる存在でしたが、番組内で問題発言を連発し、話題にはコト欠きませんでした。そこへ佐野瑞樹アナと山崎夕貴アナという局アナ2人…軽量級の登用には疑問だったのですが、案の定、話題になるのは低視聴率にまつわることぐらいで…」
かつての「笑っていいとも!」という絶対王者の影は、跡形もない。ところが、
「実はかつての『いいとも』のような、大型番組を復活させるプロジェクトが進んでいるんです」
と明かすのは、フジテレビ関係者である。続けて、
「とはいえ、タモリさんのような大物司会者を一本釣りできない状態が続いている。そのため、『次』が決まったら即座に看板をすげ替えられるよう、局アナ2人を起用したそうです」
では、狙っている大物司会者とは誰なのか。
「ズバリ、中居正広です。最近こそ番組打ち切り説も出ていますが、『金曜日のスマイルたち』(TBS系)など、レギュラーは3本。お昼の顔としても、知名度はバッチリです。なにより芸能界では俳優、アイドル、芸人、スポーツ選手と幅広く交流を持ち、大物ゲストをブッキングできる器だと評価が高い。7月から新社長になった港浩一氏もこれを後押しし、『いいとも』レベルの番組を復活させて、どん底に落ちた局の再生を期している」(前出・フジテレビ関係者)
去る9月10日、「FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~」の放送中、中居はシーズン真っ只中の日本ハム・新庄剛志監督に、異例の生出演オファー。2夜連続放送があった翌11日に、サプライズ出演を実演させている。フジテレビを救うのは、やはり中居なのか。