サッカー元日本代表・本田圭佑が、W杯準々決勝のPK戦を制したクロアチアに舌を巻いた。
日本を破ったクロアチアは12月10日にベスト4を懸けて、優勝候補ブラジルと激突。延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入した。
すると、日本戦で3本のPKを止めたクロアチアGKドミニク・リバコビッチが、ベンチ付近でメモのようなものに目を通している姿が映された。その効果なのか、またしてもブラジルFWロドリゴ、DFマルキーニョスのシュートを防ぐ快挙でPK戦を制圧。クロアチアのキッカーは、1人も外すことはなかった。
日本、ブラジルと2試合連続のPK勝利を収めたクロアチアは、ベスト4進出。これに感銘を受けた本田は試合後に「クロアチア凄い。PK戦強すぎ」とツイートすると、別の投稿では「こっちで会うブラジル人の顔が死んでる。。。W杯って凄いな。。。。」とも綴った。スポーツライターが言う。
「120分を戦い抜き、消耗しきっている中でPKを成功させているのは、確かにすごいこと。リバコビッチが手にしていた『分析メモ』の存在からも分かるように、PK戦でしっかりと戦略的なアプローチをしていたことが窺えます。あのメモに何が書かれてあったのか、非常に気になるところですが…」
クロアチアの奮闘には、日本が学ぶべき教訓やヒントが詰め込まれていたといえそうだ。
(木村慎吾)