スペイン戦を前に、本田圭佑が自身のTwitterでつぶやいた内容が憶測を呼んでいる。
「既得権益はなくならない。問題は本当に優秀な人に権力者(リーダー)になってもらわないといけない。相応しくない権力者たちには申し訳ないけど、退場してもらうか違う役回りを担ってもらうしかない」
日本サッカー協会批判ともとれる投稿は、コスタリカ戦に敗退した翌日に行われた。本田は森保ジャパンが見せたコスタリカ戦での「ブレブレの采配」に苦言も呈している。
「伊藤洋輝さんに関して。安易な批判はやめるべき。監督が指示してない可能性もある。選手ってのはコーチング1つで1流にも2流にもなりえる」
ドイツ戦とコスタリカ戦では全く別のチームのように見えた日本代表に、何が起きているのか。サッカー担当記者が言う。
「コスタリカ戦は、森保一監督が何を考えているのか全くわからない試合展開でした。ロシア大会から指摘されていましたが、日本サッカー協会は監督の采配、代表選考から先発メンバーにまで圧力をかけてくると聞きます。ご存知の通り、日本流の忖度が理解できないハリルホジッチ氏は電撃解任されました。田嶋幸三会長はサッカー協会の副会長に、電通出身の岩上和道・現なでしこリーグ理事長を据え、会長続投が決まった際の挨拶で、真っ先に『キリンとアディダスに感謝』と述べました。それほど、あからさまに日本代表をスポンサーの駒としか思っていないように感じさせる人物です。ドイツ戦で疲労困憊したメンバーを休めたいという森保監督の思惑もあったでしょうが、日曜のゴールデンタイムという高視聴率が期待される試合に、森保監督の戦略とは異なる選手起用の圧力があったのでは、と勘繰る人は多い」
その上で、1次リーグ最後の大一番については、
「スペイン戦では久保建英を起用するでしょう。守備に不安のある久保は、森保監督の戦術上は起用法が難しい選手ですが、スポンサーにウケがよく、スペインサッカーを熟知している。協会を黙らせるためにも、久保起用は必須です」(前出・サッカー担当記者)
はたして結果は…。