芸能

菊池桃子「54歳の“熟”フェロモン」でモモコクラブ勢が大復活(3)3516名の美少女が続いた

 菊池を語る上で忘れてならないのは、83年11月の創刊号から表紙を飾った月刊アイドル誌「Momoco」(学研)。まさに菊池のために作られたような雑誌で、毎号のように表紙や巻頭グラビアに登場。菊池人気もあって、最大発行部数45万部ものドル箱雑誌に成長した。

 そんな中、名物企画が美少女紹介ページの「モモコクラブ」だ。芸能事務所の所属は関係なく美少女を募り、延べ3516名に「出席番号」が与えられた。

 実際、錚々たるメンバーが名前を連ねていて、“菊池の妹”としてデビューした西村知美(51)をはじめ、鈴木保奈美(56)、工藤静香(52)、酒井法子(51)、田中美奈子(55)、杉浦幸(53)、畠田理恵(52)、姫乃樹リカ(51)、森口博子(54)、雛形あきこ(44)、矢部美穂(45)らを輩出している。

「アイドルの登竜門と言うべき存在で、当時はネットやSNSがなかったので、芸能事務所関係者やテレビマンもモモコクラブを見て原石を発掘していましたね」(佐々木氏)

 86年10月には、バラエティー番組「モモコクラブ」(TBS系)もスタート。志村けん(故人)が司会を務めて番組を盛り上げた。

 雑誌は94年の1月号を最後に休刊し、10年の歴史に幕を閉じている。それでも、令和になってモモコクラブ勢が大復活を遂げているのだ。芸能記者が解説する。

「工藤静香はNHK紅白歌合戦に24年ぶりに出場が決まり、フルート奏者の長女・Cocomi(21)とヒット曲『黄砂に吹かれて』でコラボするのではないかとみられています。鈴木保奈美もNHKとの縁が深く、22年前期の朝ドラ『ちむどんどん』の怪演で評価を上げ、12月17日からは、出演作『ひきこもり先生シーズン2』が2週にわたってオンエア。本人はマイペースで仕事をしたいそうですが、オファーが次々と舞い込んで、来年も忙しくなりそうです」

 他にも、旅番組の入浴シーンでアラフォー谷間が重宝される雛形や、54個の資格を取得し、“資格マニア”としてバラエティー番組に引っ張りだこの西村など、熟女になってもう一花咲かせているOGは枚挙に暇がない。

 芸歴39年でピーク到来の菊池を中心に、躍進を続けるモモコクラブ勢は芸能界で台風の目となるか。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
【高校野球】全国制覇直後に解任された習志野高校監督の「口の悪さ」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
3
エスコンフィールドに「駐車場確保が無理すぎる」新たな問題発覚!試合以外のイベントでも恨み節
4
「子供じゃないんだから」佐々木朗希が米マスコミに叩かれ始めた「温室育ち」のツケ
5
これも「ラヴィット!」効果…TBS田村真子アナ「中日×巨人で始球式」に続く「次に登板するアナウンサー」