ポップバンド「C-C-B」のドラマー・笠浩二さんが、脳梗塞により12月14日に亡くなっていたことが分かった。60歳という若さだった。
C-C-Bは85に放送されたドラマ「毎度おさわがせします」(TBS系)のオープニングテーマに使われた「Romanticが止まらない」が大ヒット。同年は他にもヒット曲を連発させ、NHK「紅白歌合戦」に出場を果たした。音楽関係者が回想する。
「その後、87年にギター&ボーカルの関口誠人が脱退。89年10月の日本武道館でのライブを最後にいったん解散となり、以後はそれぞれがソロ活動に励んでいました。笠さんはC-C-B時代の不規則な生活やストレスなどで体調を崩し、摂食障害なども患ったことで、99年に出身地の熊本県南阿蘇村に移住。両親と同居生活を始め、農業に従事していたといいます」
16年には熊本地震で被災。地元中学校の校歌を作曲するなど音楽活動も精力的に行っていたが、18年の夏には脳梗塞で倒れたという。
「その直後に開かれた新宿での公演には杖をついた状態で登場し、11月のイベントでもリハビリ中であると告白。脳梗塞を起こした際、発見されるまで約2時間も倒れていたことも明かされました。それまでどちらかといえば丸かった体型が2年ほど前から徐々に痩せていき、糖尿病の治療のため入院する直前、7月に自身のインスタにアップした写真では激痩せした状態でした」(前出・音楽関係者)
あまりに早すぎる死が悔やまれる。