いま、20代の男女の間で流行し、深刻な社会問題になっている梅毒。今年、報告された感染者数は累計で1万人を超えて世間に大きな衝撃を与えた。感染者数増加の理由として様々な見方が飛び交う中、「感染源は新宿・歌舞伎町だと思います」と語るのは、都内在住のピンク系男性ライターだ。
「今は急に感染者が増えたことで梅毒という病気が注目を浴びていますが、コロナが感染拡大する4、5年前から歌舞伎町の性サービス嬢の間では、すでに流行していました。その理由は、インバウンドで外国人観光客がピンク店を利用したから、と言われています」
歌舞伎町では外国人客をNGとしている店がほとんどだが、一部では容認している店もあるという。だが、ここまではあくまでも歌舞伎町内の話。全国的に広まったのはコロナ禍以降だという。
「緊急事態宣言などでオヤジたちが遊ばなくなったことで、ピンク店の客が激減したんです。稼げなくなった女の子は規制の緩い県外に出稼ぎに行き、裏オプで生ですることも多かった。しかも、彼女たちのほとんどは大のホスト好き。普段は地方で仕事をして、ホストクラブの締日である月末には歌舞伎町に戻る。そこでさらにホストと肉体関係を持つ。そして、月初めから地方に出稼ぎに行くことによってさらに病気を撒き散らしたのだと考えられます」(前出・男性ライター)
素人の梅毒はマッチングアプリやパパ活で広まったといわれているが、性サービス嬢の感染源は歌舞伎町からコロナ禍で全国展開したのでは、というのがこの男性ライターの見解である。
もしそれが続くのであれば、今後は梅毒だけではなく、他の性感染症が拡大する危険性も極めて高いのである。