陸上界に新たなヒロインの誕生だ。
1月15日に京都で行われた「皇后杯 第41回全国都道府県対抗女子駅伝」の中学生区間の3区(3キロ)で、岡山県のドルーリー朱瑛里選手が17人をごぼう抜き。9分2秒の区間新記録をマークする、衝撃の駅伝デビューとなった。
結果、岡山は47チーム中18位に終わったものの、若かりし頃の平山あや、トリンドル玲奈にも見まがうドルーリーの美貌に、男性視聴者がすっかり心を奪われてしまったようだ。スポーツライターが語る。
「ドルーリーは昨年8月に行われた、全日本中学校陸上競技選手権大会1500メートルで優勝。上半身がピタリと決まったしっかりとしたフォームで疾走する姿は、15歳にしてすでにプロランナーを思わせるほど。しかもカナダ人の父と日本人の母を持つハーフで、日本人離れしたスタイルと美貌は、陸上選手というよりもモデルのようでしたね。現在は身長157センチですが、まだまだ成長過程にあり、160センチを超えればストライドは大きくなり、さらなる速度アップが期待できる。当然、20歳で迎える28年ロス五輪を見据えているでしょうね」
今大会は、昨年に群馬4区で13人抜きし12分29秒の区間新記録を叩き出した不破聖衣来(拓殖大2年)が注目されていたが、欠場。少々盛り上がりには欠けたが、救世主ドルーリーの登場で、一気に盛り上がったのである。
(ケン高田)