「ウォルト・ディズニー・カンパニー」のCEO、ボブ・アイガーが2月8日、投資家向けの収支報告を発表した上で、「アナと雪の女王3」を製作中であることを明らかにした。
「アナと雪の女王」は、13年の第1作目が全世界興行収入12億8080万ドル、19年の2作目が14億5002万ドルを記録した、大ヒットシリーズ。日本では1作目、2作目双方の日本語吹替版でエルサ役を松たか子、アナ役を神田沙也加が担当したが、新作では亡くなった神田に代わり、アナ役に新たな声優が起用される。
熱狂的なファンからは「アナの声は神田沙也加さんしか考えられない」と複雑な声が上がっているが、映画ライターが言うには、
「松と神田さんの配役は的中し、もはや作品に欠かせない存在になっています。新作では新たに歌唱力のあるタレントが起用されるでしょうが、誰が選ばれたとしても、相当なプレッシャーがかかることは間違いない。作品ファンのウケを狙って神田さんに寄せようとすれば反感を買う可能性もあるだけに、新しいキャラクターを作るぐらいの覚悟が必要になりますよ」
人選はかなり難航しそうだが、誰が起用されても神田の意志を継ぐ者として、ファンは温かく向かい入れてほしい。
(ケン高田)