アンガールズのツッコミ担当、田中卓志(38)に降ってわいたネタが転がり込んできた。号泣会見で世間をドン引きさせた野々村竜太郎兵庫県議と田中が激似だったことで、ネットの話題を独占。さっそく7月3日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、ネタにして見せた。
番組では同日、Yahoo!検索急上昇ワード第3位にランキングしたことから、加藤綾子アナが話題に取り上げた。田中が、
「これね、ブログに『似てる』ってコメントがいっぱい来た」とうれしそうに明かすと、カトパンは「身ぶり手ぶりがアンガールズ・田中」「田中が相方・山根に文句言ってるようにしか見えなかった」といった、ネットでの意見を紹介した。
MCのフットボールアワーの岩尾望から「お前も、100回くらい城崎温泉行ったやろ?」と振られると「あぁ~、私はぁ~、行ってませんよ~、ああああぁ~」
と返した。顔もしゃべりも野々村県議そっくり、あまりに素早いネタの取り込みぶりに共演者は驚きながらも、スタジオは大爆笑。調子に乗った田中は「皆さんを~、命懸けでぇ~、ああああぁ~」とあの号泣までやってのけてみせた。
MCのフットボールアワーの後藤輝基も「めっちゃ、おもろい」と絶賛する。「縁もゆかりもない西宮に住んだんでしょ」とまたまた岩尾がツッコめば、
「いやあぁ~、そんなこと言っても~、私はぁ~、誰がやっても~、ああああぁ~」
と田中が返す。
「めっちゃ、ええやん、お前」
と後藤も手を叩いて大ウケ。完成度の高さに驚いた共演者から「営業回れる」と太鼓判を押されるほど。これまでキメのネタがなかった田中だけに、一度食いついたら絶対に離さない勢いだったのだ。
芸能ライターが断言する。
「2人並べてしゃべらせたら、大爆笑必至。会見後、次々不祥事が表に出てきて、今や首が危うい野々村県議。晴れて無職になった際にはぜひ芸能界入りをお勧めしたい。この抱腹絶倒キャラはお笑い界でないと生かせない」
田中はその後、ブログでも「号泣会見」写真を披露。「そんなに似ている自覚はないんですけど。ものまねをやったら、似ていると言われました」
と謙遜の一言。そして、「また『バイキング』でやることになるかもしれないので、来週の『バイキング』もみてください」
と PR。低視聴率で打ち切り必至といわれる同番組だけに、自分の首をつなごうと必死だ。だが、7月7日現在、なぜかこの記事はタイトルだけ残して記事も画像も削除されている。あまりの反響の大きさにビビったのか。
「本業のお笑いではパッとせず、紅茶や苔栽培、バイオリンなど趣味が高じてプロ化したといわれる特技で細々と仕事を手にしてきた田中。この新ネタを捨てるのはもったいないが」(お笑い関係者)
まさか野々村県議のクレームでも入ったのだろうか。