「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)3月終了の知らせに、悲しみに暮れております。早くも「タモリ倶楽部」ロスにかかってしまいました。気を紛らせようと、肌着姿でお尻をフリフリしてみましたが、悲しみは募るばかりです。
なんといっても40年の長寿番組ですから、数々の名物企画を輩出してきました。中でも鉄道の企画は、タモさん自身が大の鉄道好きということもあってノリノリでやっていて、テレビを見ているこちら側にもその楽しさが伝わってくる。毎回が楽しみでしたし、ゲスト出演する「タモリ電車クラブ」の面々も、タモさんと同じくらい(時には超えるほどの熱量で)鉄道愛を感じさせてくれました。
番組以前は一部のマニアックな人種と思われていた「鉄道ファン」という存在を、メジャーに押し上げてくれたのも「タモリ倶楽部」の鉄道企画でした。鉄道に対してさほど興味のなかった私も、六角精児さんや市川紗椰さん、ホリプロのマネージャー・南田さんといった「タモリ電車クラブ」の会員の方々のお陰で、その魅力を知ったひとりです(マニアの方々の足元にもおよびませんが)。
さて、そんな私が思わず興奮してしまうカプセルトイが発売されました。その名も「日本国有鉄道 メモリアルコレクション 記憶を走る電車」(ケンエレファント/1回500円)です。
ラインナップは(写真上段左から)「国鉄101系電車 1950年代~」、「新幹線0系電車 1960年代~」、「国鉄151系電車 1950年代~」、(写真下段左から)「国鉄52系電車 1930年代~」「国鉄80系電車 1950年代~」の全5種類。苦戦しつつも、なんとかコンプリートしました。
商品説明に「わたしたちの街を走った、思い出の電車たち」とあるように、昭和ノスタルジーも満たしてくれる、懐かしの名車両が揃っています。ディスプレイ用に車両と同サイズのレール(車両の型が刻印されてます)も同梱されています。
今回の5車両以外にも数々の名車両があるのですから、ぜひシリーズ化していただきたいと願います。
番組終了が報じられた直後、2月25日放送の「タモリ倶楽部」は奇しくも、「タモリ電車クラブ」でした。コロナ禍でスタジオ収録ばかりが続いた時期などは、オープニングのタモさんの口上である「毎度おなじみ流浪の番組」を「流浪しない番組」と一時期言い換えていた頃もありましたが、今回はなんと3年ぶりの鉄道ロケ。しかも2週続けてということでした。タモさんもいつも以上にハイテンションに感じました。
「タモリ倶楽部」の終了に伴って、「タモリ電車クラブ」も解散してしまうのでしょうか。なんとか特番ででも続けてほしいと、切に願います。
(カプセルタロウ)