「眠れない!」
長嶋家での貴重な一夜をこう明かしたのは、元日本ハムの矢作公一氏だ。巨人打撃チーフコーチ・大久保博元氏のYouTubeチャンネル〈デーブ大久保チャンネル〉に出演した際のことだった。
矢作氏は、タレント・長嶋一茂の立教高校(現、立教新座高校)、立教大学時代の1年後輩にあたる。矢作氏が明かす。
「大学になってから一茂さんの家に泊まり行くようになって」
一茂の家は、言わずもがな、ミスターこと長嶋茂雄氏の家。驚きの表情を見せる大久保氏に矢作氏はこう付け加える。
「泊まりましたよ、何度も」
一茂の部屋は長嶋家の2階にあった。矢作氏は一茂のベッド脇に布団を敷き、そこで寝ることに。ところが、冒頭の発言のように矢作氏は眠ることができなかった。その理由について次のように語った。
「長嶋茂雄の家に泊ってる(と思うと)、ウトウトするけど寝れないの」
隣で一茂がイビキをかいてる間に、矢作氏は書棚からアルバムを取り出し、こっそりと眺める。すると、高倉健や美空ひばりといった昭和を彩った大スターの姿が…。
「オレらの子供の時のアルバムとわけ違うのよ。(普通なら)親戚のじじいが(写っているはずのところに)高倉健だから」
そうこうしているうちに明け方になり、柴田勲、土井正三、高田繁といった巨人V9戦士が「チョーさん、ゴルフ行きましょう!」と現れた。これに対しミスターは、「ちょっとウェイティング!」などと言うのだった。
「その時点でまた寝れなくなっちゃって」
もはや異世界とも言える長嶋邸。許されるなら寝不足を覚悟してでも泊まってみたい!?
(所ひで/ユーチューブライター)