侍ジャパンの4番を任されるも、不審に喘ぎ続ける村上宗隆。
WBCの開幕から中国戦、韓国戦と音なしが続き、ようやく快音を放ったのが3試合目、チェコ戦での第4打席だった。大会15打席目にしての初安打に試合後、「僕自身もホッとした」と安堵の表情を見せていた村上だったが、
「続くオーストラリア戦では、中飛、二ゴロ後の無死満塁のチャンスで迎えた3打席目に空振り三振。しかも、1番のヌートバーから近藤健介、大谷翔平と連続四球で勝負されるという、完全にナメられた場面での三球三振でした。本人も相当、頭に血が上っていたに違いありません」(スポーツライター)
そのためか、6回の第4打席に左前に安打を放った後の塁上で、ベンチの拍手に応え「ペッパーミルポーズ」をとるも、その表情はなんとも冴えないものだった。
「そんな態度にファンからは『完全にフテ腐れている』『一人だけお通夜の表情やめてくれ』など、心無いものも含めてブーイングが上がったのです。対照的に好印象なのが、山川穂高。彼も強化試合では不調が続き、3試合目まで先発出場がない状態でしたが、自身の不安など全く表に出すことなく、ベンチの最前列でゲキを飛ばしていた。結果、起用されていきなり初安打を放っている。重圧の度合いこそ違えど、村上にも山川の姿勢を見習ってほしい、との指摘はありますね」(スポーツ紙記者)
レギュラーシーズン中は多少の不調時もベンチで声を出していたイメージが強い村上だけに、準々決勝以降は様々な意味で普段通りの野球を見せてもらいたい。