元雨上がり決死隊の宮迫博之の芸能界復帰願望が、テレビ業界で失笑を買っている。
3月18日に放送された「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に出演した陣内智則が「こないだ1時間ぐらい喋りました。宮迫さんと」と発言。「ザックリ言うと『どうにかして俺、芸能界に戻られへんかな』という話」と暴露し、司会の明石家さんまに「ややこしいこと言うな、アホ!」と一蹴されていた。
宮迫は19年に発覚した闇営業問題で活動自粛後、吉本興業から契約解除され、20年にYouTubeチャンネルをスタート。21年8月、雨上がり決死隊を解散したのちに、渋谷で焼き肉店「牛宮城」の経営を始めている。エンタメ誌ライターが語る。
「焼き肉店は順調のようですが、YouTubeは登録者数が140万人を超えていたものの、現在は133万人まで減少。ファン離れは確実に進み、挽回はなかなか難しい状況です」
陣内に明かされた復帰願望はそうした影響があるのか、それとも純粋な芸能界への未練から出たものなのかは分からないが、
「暴露の場には、当初から宮迫を擁護するさんまに加え、ひな壇には陣内の隣に元相方の蛍原徹もいたことからも、宮迫が陣内に番組内で言うように頼んでいたのかもしれない。ただ、もともと時期を見て2人でやり直すつもりだった蛍原は、宮迫がYouTubeを始めたことで断念したとされ、現在はごくたまに事務的なことで連絡を取り合う際も、マネージャーを介してだといいます。テレビ復帰は雨上がりの再結成がなければ不可能で、世間の目を考えれば、蛍原にとってもテレビ局にとってもリスクしかない。まず吉本が首をタテに振らないでしょうね」(テレビ関係者)
宮迫は昨年10月、さんまが座長を務める舞台にサプライズ登場したが、これが限度なのかもしれない。