22年次の総売り上げが2兆4432億円超と人気上昇中のボートレース。予想好きの芸能人も続々と登場する中、ミス東スポ2018でグランプリに輝いたタレントの嶋村瞳(33)は、配信番組に引っ張りだこだ。
嶋村 おかげさまで現在はボートレース多摩川の「どちゃんこTV」や、宮島の「“ブッちぎりィ!!”」、尼崎の「ういちの放浪記」、そして大村、びわこなど、数多くの配信番組に呼んでいただいています。
──そもそもボートレースとの出会いは?
嶋村 ミス東スポに選ばれてから公営競技のお仕事をさせてもらうようになったのですが、初めて平和島に行った時、水しぶきやモーター音、ヘルメットのシールドからのぞく選手の目にやられちゃいました(笑)。
──そこから一筋に。
嶋村 そうですね、ボート一本でやりたいなって。東スポの記者の方に教わりながら連載コラムを始めて、東スポのYouTubeでもピットリポーターをさせていただきました。
──東スポに育ててもらった感じですね。
嶋村 ホント、そうなんです。感謝しています。
──予想のスタイルは?
嶋村 最初はネタで「今日の下着は赤だから3から」なんて話してたら、お客さんと会うたびに「下着は何色?」って聞かれるようになっちゃって(笑)。このままじゃダメだと思って、モーターを追いかけましたね。出演する前夜に3時間ぐらいかけて「○号機の前節は伸びがよかった」とか、A4のノートにビッシリと書いていました。
──予想はモーター重視?
嶋村 モーターも頭に入れつつ、そのレースでまくるタイプの選手がいるかどうか。私、自分が選手になって4コースからまくる夢をよく見るんですよ(笑)。その時の感覚が気持ちよくて。だから舟券も4からのゴロゴロ(56)を狙うことが多いです。
──当たれば高配当だ。
嶋村 ですね。昨年8月、住之江の優勝戦が465で決まって3連単の配当が2万5490円。この時は〈4─56─561〉の計4点で当たりました。
──舟券は点数を絞るほうなんですか?
嶋村 広めに流すより絞るほうが好きですね。生配信番組のコメント欄でも「しぼりん、出た~」とか言われることもあります。
──好きな選手はいます?
嶋村 ボートレースを大好きになったきっかけが西山貴浩さん(福岡、A1級)なんです。まだよく理解していないピットリポーター時代、もう予選落ちしているのに「明日の意気込みは?」と聞いてしまったり。それでも優しくフォローしてくださったんです。それから西山選手を追い続けてるんですけど、舟券ではなかなかかみ合いませんね(笑)。
──仕事で全24場を制覇されたそうですが、オススメのレース場はありますか。
嶋村 どこも魅力的ですけど、朝のびわこは水面がキラキラ輝いていてステキですし、丸亀の「アクアデッキ」は1マークの攻防が目の前で観戦できるので迫力満点です。グルメでは多摩川の「牛炊」は水筒に入れて持ち帰りたいぐらいおいしくて、大村に行ったら必ず「佐世保バーガー」を食べますね。
──今年の目標は?
嶋村 大人の女性になりたいです(笑)。というのは、プライベートでも朝から晩まで舟券を買っていて、先日、母とディズニーランドに行ったんですけど、順番を待っている時に「瞳、ここで見るのはヤメよう」って言われまして。ボートレースは続けますけど、そのあたりのメリハリをつけられる大人になりたいです。
嶋村瞳(しまむら・ひとみ)90年3月27日生まれ。153センチ、B84・W58・H86。ミス東スポ2018グランプリ。ピットリポーターを経て20年からボートレース場の公式YouTube配信番組に多数出演。22年3月にはボートレース全24場を完全制覇した。