大手フリマサイトで「とんでもないモノ」が出品されている。アングラ誌ライターが語る。
「なんと、胎児のエコー写真ですよ。この手のサイトでは過去、流木やドロ団子など変わったものが出品されたことがありましたが、胎児のエコーはかなりのインパクト。しかも相当な数が出品されているんです」
これらは2000円から3000円で「妊娠初期」「エコー超初期」「11週」「5カ月 匿名配送」などという商品名で出品されており、「医療関係の方、医学生さんなどお役に立てればと思います」などと記されている。
「医療関係者や学生が参考のためにと、わざわざフリマサイトでエコー写真を手に入れようとするのか。甚だ疑問です」(前出・アングラ誌ライター)
とはいえ、現実は軒並み「SOLD OUT」状態となっており、しっかりと需要はあるようなのだ。いったいどんな人物が何のために買い取るというのか。
もちろんこのご時世、エコー写真で興奮を覚える、マニア的趣味の人はいるのだろうが、前出のアングラ誌ライターは可能性のひとつとして、こんな危うい使われ方を挙げる。
「関係を持った男にチラつかせるなど、脅す道具として使用されるケースはあるでしょう。結婚したい女性が煮え切らない男にドッキリで使うなら冗談で済みますが、マッチングアプリで肉体関係目的で知り合う男女が増える中、妊娠詐欺に使われる可能性がある。関係を持ったのち、女性側が妊娠したとウソをついて中絶費用などをふっかけるわけです。ネットで拾ったエコー画像をLINEで送りつけるパターンも多いのですが、プリントされた写真の方がリアリティーがありますからね」
出品されたエコー写真の日付を見ると「撮れたて」のものが多く、悪用目的でも十分に使えそうだ。もちろん純粋な(?)売り買いはあるのだろうが、危険なニオイがプンプン漂ってくるのである。