お笑いコンビ・オードリーの若林正恭をKing&Princeの高橋海人が、南海キャンディーズの山里亮太をSixTONESの森本慎太郎が演じる。そのドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系)の視聴率が低迷している。
4月23日に放送された第3話は世帯平均視聴率が3.7%で、第1.2話の4.7%から下落。個人視聴率も2.3%と、第1.2話の2.8%から悪化した。
人気芸人2人の半生を描いたとして前評判は高かったが、フタを開けてみれば「芸人の半生をマジメに描くという題材が視聴者にハマらなかったんでしょう」という制作会社関係者のコメントを「東スポWeb」が伝えている。
「ジャニーズのアイドルが演じるなんて、さすがに美化しすぎでは、という批判もありましたが、結局アイドルファンの女性が見ていても、お笑いファンには刺さっていないようですね」(テレビ誌編集者)
山里に関しては、さらなる苦戦も強いられている状況だ。4月に始まった、山里MCの情報番組「DayDay.」(日本テレビ系)も、視聴率が芳しくないのだ。世帯視聴率は2~3%で推移と、すでに壊滅状態で、
「山里はサブの立場でこそ光るキャラクター。やはりメインMCは厳しかった」(日本テレビ関係者)
そんな中、山里の妻・蒼井優の復帰作が明かされた。10月に始まるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演することがわかり、既にクランクインしているという。
これは「ブギの女王」と呼ばれた歌手・笠置シヅ子をモデルとした作品で、主演は水谷豊と伊藤蘭の娘である趣里。
「女性自身」によれば、蒼井の役どころはヒロインが所属する歌劇団の先輩。宝塚のファンだという蒼井は、この役に喜んでいるのだとか。
「昨年8月に長女が生まれた蒼井にとって、今作が産休明けの復帰作。撮影は大阪ですが、NHKが手配したベビーシッターを利用しながら、撮影に臨んでいるようです。子供が生まれて様々な変化もあったと思いますが、それが演技にどうに生かされるのか、見ものです」(ドラマ評論家)
お互いに多忙の中で育児に励む夫婦だが、仕事の評判の面では、妻が一枚上か。「やっぱり格差婚だった」と言われないためにも、山里はもう一踏ん張りする必要がありそうだ。
(石見剣)