芸能

「踊る大捜査線」続編オファーに織田裕二がまったく乗り気にならないワケ

 伊藤沙莉主演の新ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(テレビ朝日系)が、7月からスタートすることが発表された。同ドラマでは、数々のドラマで主演を務めてきた織田裕二が、脇役を演じるという。テレビ誌記者が解説する。

「各地方裁判所に所属する裁判所職員を描いた、コメディー作品です。ひょんなことから執行補助者となる主人公を伊藤が、主人公を導く上司の執行官役を織田が演じます。織田は今回、テレ朝ドラマ初出演となるほか、脇役を演じるのは約30年ぶり。主役以外の立ち位置の織田の姿は、大きな関心を集めそうです」

 織田近年、ドラマ「SUITS/スーツ」シリーズ(フジテレビ系)や「頭取 野崎修平」(WOWOW)などで主演するも、大きなヒットには結びついていない。そんな中、過去の織田主演人気ドラマに、続編計画が浮上していると「週刊現代」が報じている。

 それによれば、フジテレビ上層部は大ヒットドラマ「踊る大捜査線」シリーズの続編を切望しているのだとか。しかし現状、織田は「踊る」のイメージから脱却したいという思いがあり、続編を承諾していないという。

「踊る」シリーズはドラマがヒットし、劇場版がいくつか製作されたものの、作品を重ねるごとに脚本のクオリティーは下がっていき、ファンから酷評の声が相次いだ。

「そうした過去の状況から、続編にはドラマファンが否定的な見解を持っています。『全体的に出演者の年齢が上がりすぎて、あの当時のノリを続編でやるのは厳しそう』『(いかりや長介が演じた刑事の)和久さんもいないし、やめた方がいいのでは』というのが、代表的なものです」(前出・テレビ誌記者)

 犯人逮捕に向けて突き進む熱血刑事も50代となり、当時の勢いで演じるのは厳しいのかもしれない。

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