お笑いコンビ・霜降り明星の粗品といえば、大のギャンブル好きで「金欠」のイメージが強い。それは今度は「800万円足りない」と焦りをにじませているのだ。
かつて公式YouTubeチャンネルで公開した動画では、消費税振替納税の800万円が足りないと明かし、4月27日の動画でも、所属事務所が持つ金融会社「よしもとファイナンス」から借り入れを検討するも、追加では借りられない見通しとなったことがわかっている。事務所スタッフからは、ギャラ管理する会社を設立するよう促されたが、渋っていた。
お笑い関係者は、粗品がギャラ単価アップのために、キングコング・西野亮廣のように「文化人、芸術家を目指している」と明かす。
「元々お笑いにも興味はあったのですが、本当は西野のように趣味を仕事にしたり、MC業に専念するなど、とにかくカネを稼ぎたいオーラがすさまじい。俳優業も『商品価値が高まる』と、かなり積極的です。そのため、旧知のバラエティー番組スタッフやイベンターは、仕事のオファーを出しづらくなっている。西野のように映画製作、著書がヒットすればいいのですが、そこにたどり着くまでかなり追い込まれるのではないか」
周囲も救済の手を差し伸べることができないジレンマを抱えているのだ。