霜降り明星・粗品の実家は40年続く老舗の焼肉店なのだが、今、困っている事態が起きているという。
「12月12日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で彼は、『最近正直、テレビで(店のことを)言うようになって、ちょっとシャバいお客さんも来だして困っている』『若い女性の方がほんまにウーロン茶と塩タンだけ頼んで写真撮って帰る』と、客単価が落ちていることを告白。司会の加藤浩次から促されると、笑い半分、本気半分で『全国のみなさん、霜降り明星のファンのみなさま絶対に来ないでください』と頭を下げ、笑いを誘っていました」(芸能ライター)
地元の常連客が作る店独特の空間に、場違いのミーハーな客が来店し、たいしてお金も落とさずに帰ったら、今度は、不穏な空気が漂うということらしい。 SNS上では「ファンだろうが、金余り使わないうえに長居する客は普通に来てほしくないよ。コロナで売り上げも落ちてる中でこの発言は当然」「気持ちはすごく分かる」などといった意味の共感の声が寄せられている。
だが、思わぬ反発も食らっている。たとえば、
「霜降りの粗品、実家をもろにYouTubeやテレビでアピールしときながら、ファンが来たら、やっぱり来ないでほしいとか都合よすぎ。そうなることなんて分かってやろ」「これもリップサービスやとしても、調子乗ってる気がする。あんだけテレビで宣伝しといて…都合が良すぎる」といった異論も飛び交っているというのだ。
「確かに彼らは『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で優勝後、テレビに出るたびに焼肉店を紹介。相方のせいやが『こいつの焼き肉屋、食べログの星0.4なんですよ』とボケるのが定番でした。また、彼らのYouTubeチャンネル『しもふりチューブ』の登録者100万人達成記念でもこの店を訪れて、思い出話に花を咲かせていました。ファン心理としては一度来てみたくなるのは仕方ないことでしょう」(前出・芸能ライター)
この店は粗品の父親が開き、地元に愛されてきた場所。その父親が10年前に他界した後は、粗品も店を手伝ってきた。宣伝したい気持ちと、一見の客には来ないでほしいという気持ち、どちらも本音ではあるのだろうが、ご都合主義との反感を持ってしまうネット民もいたようだ。
(魚住新司)