楽天から移籍1年目の巨人・オコエ瑠偉は、なぜ2軍落ちしたのか。
1軍で出場した23試合のうち、19試合にリードオフマンとして登場。出塁率は3割を超えたものの、打率2割4分7厘、2本塁打、6打点で、5月9日の2軍落ち前は10打席連続無安打となっていた。
スポーツ報知のYouTubeチャンネル〈報知プロ野球チャンネル〉に、そのオコエ本人が出演し、現状を語っている。
「体が重く感じてきた、と。体が重いと、なんとか力強く無理に振ろうとしますんで、それが力みとなっていたといった実感が本人にあるんです」
打率が一気に下がってきた時のオコエの言を、スタッフが代弁した。オコエはその際、巨人の主砲・岡本和真に相談したそうで、
「何かフォーム変えたの?」
「何も変えてないです」
「じゃあ、意識の問題だね」
フォームやスイングの動きを「ムーブメント」と呼んでいるそうで、ムーブメントに問題がなければ「意識」だと。このシンプルな2つの言葉に分類して考えると、不振の理由が見つかりやすい、というものだった。
巨人のAクラス浮上には、オコエのパンチ力とスピード感、岡本の豪打が必要なピースとなる。そして1軍に復帰した際には、岡本に何を相談したのか、明かしてほしい。
(所ひで/ユーチューブライター)