2011年に芸能界を引退した島田紳助が26日、親交のある歌手RYOHEIのコンサートに登場。15分間のトークで本人は「1000%ない」と断言したが、周囲は「復帰か?」と噂している。
「引退したとは思えないほど軽妙なトークでしたね。全て記者がいるのを計算しての行動ですから、本人も復帰したいと思っているはずですよ。世間の反応が悪くて実現しませんでしたが、大崎社長が引退翌年に『いつか戻ってきてほしい』と発言したように、吉本は2年程で復帰させようとしてたんです。近年、紳助さん以上に利益をもたらした人はいませんからね。それに『行列』『深イイ話』『なんでも鑑定団』などが引退後も続いている事で『紳助はもう不要』となるかと思いきや、制作側からするとむしろ逆。紳助さんは番組制作に大きく関わっていましたから、司会が替わっても存続する番組を作り上げたという事で、一部のスタッフからは今も評価が高いですよ」(テレビ局社員)
とはいえ、『紳助はもうテレビに出てほしくない』という視聴者が多数だ。さらに、反対の声は身内からも出ているという。芸能関係者が語る。
「反対しているのは若手芸人達です。皆『3年間、頑張って少しずつ自分の地位を築いてきたのに、復帰して番組を取られたり、大きな態度を取られても困る』と言ってます。『ヘキサゴンファミリー』も女性陣の多くは結婚し、アンガールズ、つるの、FUJIWARAなどは『紳助がいなくなったら仕事がなくなる』とさえ言われながらも、何とかやってきましたからね。今さらという感じでしょう。バナナマン設楽や有吉、オードリーなども『もう時代が違う』と周囲に漏らしてますしね。それにスタッフも、3年前に若手だった面々は『今、自分たちの新しい番組を作ろうとしてるのに邪魔されたくない』と反発していますよ」
視聴者は勿論、業界内も復帰反対が圧倒的という事のようだ。今や紳助の復帰を本気で願う芸能人は、親交があり自身も返り咲きを狙う板東英二くらいだろうか。