警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターによる5月23日の投稿に12万を超える「いいね」が付き、大ウケしている。
同課は地震や台風などの災害を想定した警備のほか、有事発生の際は情報収集して機動隊を派遣、救助活動を行う役割を担っている。約10年前からツイッター投稿をスタートさせ、活動状況や防災情報を発信。中でも身近なものを使った防災対策が人気で、今やフォロワー数は96万人にのぼる。エンタメ誌ライターが語る。
「ジッパー付き使用済み袋の再利用法や、懐中電灯をランタンに変える活用術、長距離を歩いても足に負担をかけない靴紐の結び方など、どれも簡単で実用性があるものばかり。いわゆるライフハック情報として若者の間で注目され、今年3月には人気ツイートをまとめた書籍の第2弾が発売されたほどです」
それでも通常の投稿でつく「いいね」は1000から5000程度なのだが、12万とはいったいどういう内容だったのか。
「長い髪の人が湿気のある梅雨時につきやすい、結んだゴム痕をなくす方法です。これをビフォー・アフターの写真を使って女性が説明している。防災との結びつきについては、災害時に貴重な水を使わずに髪をきれいに保てるとしているのですが、警視庁からそんな女子力の高い情報が飛んできたことに驚かされたフォロワーが多かったようです」(前出・エンタメ誌ライター)
次回の書籍化では間違いなく採用されそうだ。