事件

ルフィ強盗団また4人逮捕でわかった「ミスコン出場が闇犯罪への入り口」という現実

 世間を震撼させた一連の連続強盗事件で、新たな逮捕者が出ている。指示役「ルフィ」との関連が疑われる特殊詐欺グループの男女4人が、拘束されていたフィリピンから日本へ移送中の航空機内で手錠をかけられたのだ。すでに逮捕されている渡辺優樹容疑者らの指示のもとで「かけ子」をしていたとみられる。

 そのうちのひとり、熊井ひとみ容疑者はかつて都内の美術大学に通い、ミスコンテストに出た経験もあるという。パパ活で稼いでいたという話も出ているが、パパ活に特殊詐欺事件など、ミスコンとは程遠い世界。どこで関連性が生まれたのか。

「ミスコンに出場してSNSなどで目立つと、そこをターゲットにした艶系スカウトマンが飛びつくのはよくある話です。ミスキャンの肩書きがあるだけで高く売れますからね。本人達もそれまでの生活が一変して、周囲からチヤホヤされるようになるので、芸能系のスカウトだと思って騙されてしまうケースが多いでのでしょう」(学生イベント関係者)

 ミスコンといえば、2021年に薬物逮捕された元ミス学習院の艶系女優・結城るみながいる。彼女は先日、インタビューで薬物依存のきっかけを作った男性がスカウトマンだったことを明かしている。一方、ミスコンに出場したことで交友関係がガラリと変わるケースがある。

「人間関係が派手になり、友人に紹介されてラウンジでアルバイトを始める女子大生もいます。ラウンジはクラブのようなものというより、実際はそこで働く女子大生相手に、パパ活目当てで来る客がほとんどです。女子大生をラウンジに紹介してマージンをもらっている港区女子もいます」(ミスコン関係者)

 熊井容疑者もコンテストに出場してから、生活が派手になる一方で、常にカネに困っていたという。そこにつけ込まれ、パパ活や高額の報酬目当てに、犯罪に手を染めてしまったというのか。

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