市川猿之助の一家心中事件で歌舞伎界には動揺が走り、毎日20回近くもブログを更新していた市川團十郎は一時、投稿をストップ。片岡愛之助もしばらくブログの更新がなかったが、事件から10日経った5月28日に再開した。「塞いだり、考え込んだりしていた日々。いろいろな思いがありますが、舞台が続く限り、しっかりと自身のやるべきことを勤めたいと思います」と綴り、6月の公演予定を告知している。芸能記者が語る。
「当然、猿之助の件を指しているのでしょう。愛之助の方が猿之助より4つ年上ですが、互いに切磋琢磨し、今や歌舞伎界を背負って立つ看板役者となった。あるインタビューで、愛之助は猿之助について『人としていちばん信頼している』と語っていたほどです。今回の事件のショックはもちろんですが、事務所が否定しているハラスメント報道も含め、様々な思いが彼を塞ぎ込ませていたのでしょう」
そんな愛之助のブログとともに、妻の藤原紀香もブログとインスタグラムを更新していたのだが…。
「そこでは友人から送られたという福岡タワーの『サザエさんイルミネーション』を、写真ととともに紹介。紀香は『サザエさん』の舞台を二度演じていることから『再演の時はぜひ来てください』としている。沈痛な夫とは対照的に、なんともあっけらかんとした内容です。梨園の妻としての献身ぶりが知られる一方、時に愛之助がドン引きするほどテンションが高く、明るいといいます」(前出・芸能記者)
今回の件で、愛之助はそんな紀香に、精神的にかなり助けられた面はあるのではないか。