ハ~イ! 皆さん!
8月29日、国連人種差別委員会がこんな勧告を日本に対して出したんだ。
「慰安婦を売春婦と呼ぶな! 謝れ! 金払え!」
まるで韓国が言うことそのまんまだよな。今年ジュネーブに行って目撃した「委員会」は欠席裁判だった。訴えた者勝ち、言った者勝ち、被害者ヅラした者勝ちっていうのが正体だ。このように「委員会」が公平な組織とは呼べるようなものでないことは以前、話したよな。
今回は、これをきっかけに「根無し草」についての話をしたいと思うんだ。
「国連」なんて冠を付けた記事を読むと、「世界中が日本を袋叩きにしている」なんて思う人も多いんじゃないか?まず考えなければならないのは「国連」という組織のことだろう。
国連の最上には「国連総会」という組織がある。人種差別委員会の場合は、その上部に「経済社会理事会」があって、理事会と総会の承認を得なければ、正式な「国連」の意見とはならないんだ。
つまり、何の権限もない下部組織が、調査とも言えない不公平なやり取りの結果出てきた「ざれ言」に「勧告」なんて名前が付いているってことなんだ。
一方で、リベラルなメディアは「国連」の名前を付けてこのことを報じるんだ。読んだ皆さんが誤解するように誘導しているとしか思えないよな。
良識ある産経新聞は、
「勧告に強制力はない」
と付け加えて、この一件を報じたっていうぜ。
こういうことが報じられるたびに、リベラルの連中は大合唱するんだ。
「諸外国に比べて日本はダメなんだ」「欧米ではこうだから、日本もそうすべきだ」ってな!
リベラルの連中に教えてやるぜ! 海外では母国批判ばかりするヤツのことを「根無し草」って、軽蔑して呼ぶんだぜ!
欧米では、むしろ愛国的であることが普通なんだ。生活する社会になじめない連中に限って「自国批判病」にかかる。自分の孤立を、母国のせいにしないと気が済まない、かわいそうな連中ってことだよな。
現在、朝日新聞は、他の新聞社や週刊誌、日本のありとあらゆるところから、批判の集中砲火を浴びていると聞いたぜ。しかし、これこそまさに「根無し草」の本来の姿とも言えるよな。
彼らは、むしろ自分の仲間が海外では「根無し草」と呼ばれ軽蔑されていることを伝えるべきなんじゃないか? 日本を批判する前に自分たちの姿勢を批判するべきだと俺は思うぜ。
これまで俺は5回日本に行っている。2000年以上の歴史がある国は、世界でも珍しいし、その文化の奥深さに感激することしきりだぜ。
そもそも、歴史も精神文化も浅い国々に日本が見習うことなんてあるのか? 「日本はガラパゴス」なんていう連中も多い。しかし日本は独自の文化だけで先進国になり、アジアを代表する経済大国になったんだ。世界はそれを尊敬し、日本から多くを教えてほしいと思っているっていうのが真実だぜ。
皆さんには、リベラルの言葉に、常に疑いを持つことを忘れないでほしい。
また会おう!
米国と、日本の皆さんに神の祝福を!
トニー・マラーノ
◆プロフィール ★トニー・マラーノ★ 通称「テキサス親父」。49年生まれ。動画掲載サイト「ユーチューブ」で、ありとあらゆる悪や不正を軽快なトークでねじ伏せる。古きよきアメリカ保守派の視点から、極東各国への提言を行っている。仲間由紀恵のごくせん「ヤンクミ」の大ファンだ! 最新刊「テキサス親父の大正論」が好評発売中。