強制性交容疑で書類送検された西武の山川穂高の「存在」が、風前の灯火状態となっている。
5月11日に「文春オンライン」で知人女性に対する性的暴行疑惑が報じられると、直後に西武線で展開されていた「駅の推し獅子(おしじし)」企画の山川のポスターが剥がされた。
また、6月5日から開幕した「第72回全日本大学野球選手権大会」で配付されたパンフレットでは、大学OBの現役プロ野球選手一覧に山川の名前だけがなかったという。
スポーツライターが語る。
「しかも、出身の富士大学の公式サイトに輩出実績として掲載されているプロ野球選手や元プロの一覧でも、西武では外崎修汰、佐藤龍世、佐々木健氏らの名前がある一方、以前には記載されていたはずの山川の名前が消えている。すでに西武の公式通販サイトでもグッズが削除され、彼自身、こうした形で自分の存在が消えていくことに恐怖を感じているのでは」
現在公開中のWBCドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち」は、山川の出演シーンを再編集することなく上映しているようだが、
「今後起訴されるようなことがあれば、後に販売が予定されているDVD版ではカットされてしまう可能性はあるでしょうね」(前出・スポーツライター)
消えた名前が復活するときは来るのか。
(ケン高田)