中国人の異様な実生活を暴露した漫画が、日本で発売直前だ。13億人民の驚愕の素顔を赤裸々に描いた中国人漫画家を直撃した。
10月1日に発売される「中国のもっとヤバい正体」(大洋図書)。作者である孫向文氏が、幼少期に受けた共産党教育を明かす。
「優秀な子供には赤いスカーフが渡され少年先鋒隊への入隊を許されます。中国共産党の下部組織で、入隊すると偉いとされています。スカーフを渡されないと劣等生のレッテルを貼られバカにされるのです」
赤いスカーフは中学生になると全員に渡されるのだが、小学生時代は特に優秀な子供が選抜され、共産党と関わることが特権的であるという意識を植え付けるのだ。
日常的に流される抗日ドラマや抗日映画には、日本人への憎悪と差別意識を刷込む言葉であふれている。
「抗日モノでは日本兵が中国人を『支那人』という差別語で呼び、虐殺するシーンが必ず登場します。日本人は必ず『鬼子』(グイズ)と呼ばれています。鬼畜という意味ですね。中国に旅行してくる日本人を見ると、どうせ中国語がわからないからという理由で、『鬼子』呼ばわりしています。小日本(シャオリーベン)というのも日本に対する蔑称ですね」(孫氏)
なぜ彼らは日本を蔑むのか、その理由は歴史教育にある。
「日本軍は中国を侵略した時に三光政策を行った」
と、教師が教えるのだ。
「光」というのは「壊滅させる」という意味で、「三光」とは、
「殺光」(全部殺す)
「焼光」(全部焼き払う)
「搶光」(全部奪う)
のこと。しかし、中国人にとって「三光」は常識となっていて、この話を日本人が否定すると、
「日本人は反省していない!」
と激怒することになる。
中国人には「自分たち中国人以外は必要ない」「ヨーロッパを含む広大な領土は自分たちのものである」という「中華思想」がある。それも歴史教育によるところが大きい。
「元の時代に、モンゴルのチンギス・ハーンが中国やヨーロッパを支配しましたよね? それは中国にとって屈辱の歴史なんです。だから、教えられる歴史ではチンギス・ハーンは純粋な中国人ってことになっていて、屈辱史をなかったことにしているんですよ」(孫氏)
そもそも中国は、少数民族が多くいる多民族国家である。「中国人」という単一民族意識が生まれたのは、革命の父と言われた孫文の民主化からだという。
「当時、孫文は『中華民族』という架空の民族を作りました。それによって、少数民族も『中華民族だ』と思うようになりました。教師は授業で『中国人であるチンギス・ハーンはヨーロッパを領土にした、あの時の領土が中国のものだ』と教えます。だから世界の半分は、もともと中華民族のものだと思うようになるのです」(孫氏)
中国の常識が世界の非常識を生み出す根幹には、こうした教育があるのだ。
一方、食に関するモラルは、もはや絶望的な状況になっている。屋台で羊の尿に漬けたネズミの肉を焼いて販売したことが発覚、大騒動となった。
「そうすると、羊肉の味になるというのです。臭いので濃いコショウを山のようにかけて出します。野外販売は禁止されているので、屋台は無免許営業。それを毎日食べていた人が体調不良を訴え、病院に駆け込んだことで事件が発覚しました」(孫氏)
その男性は強烈な腹痛を訴え、血尿が出た。病院で検査をすると、人間にとっては猛毒である「殺鼠剤」が尿から大量に検出されたのだ。男性の腎臓は破壊され、完全に機能しない状態だったという。