第2次森保ジャパン初勝利となった6月15日の対エルサルバドル戦。相手がキックオフ直後に一発退場で1人少なくなったとはいえ、6-0の圧勝は今後に勢いをつける結果となった。
そんな圧勝を元日本代表FWの城彰二氏は自身のユーチューブチャンネルで称賛し、特に良かった点としては「右サイド」を挙げた。
久保建英と堂安律、菅原由勢の関係性がよかったと褒めたうえで、
「堂安と久保の絡みがもっとできてくるとよくなる」「3人に上田綺世がからみ、ポストプレーをすればいい攻撃ができそう。もう少し前線でからんでほしい」
と提言。一方で課題として「連動した守備ができていない」「キッカーの質」を挙げ、特に守備に関しては、「強いチームだと通用しなくなるはず」と改善を求めている。
ただ、コメント欄にはファンから、もっと点を取れたのではないかと物足りなさを指摘する声も多く出ていたが、
「もっと点は取れたが、(選手の)組み合わせを試したので仕方がない」
と城氏はチームをフォロー。20日のペルー戦に期待しているという。
エルサルバドルより強いペルーと試合をすることで、森保ジャパンの問題点がより明らかになるはず。城氏が指摘する連動した守備ができるのか、注目して見ると試合をより楽しめるだろう。