6月21日(日本時間22日)のドジャース戦で、投手として今季15回目の先発マウンドに上がったエンゼルスの大谷翔平は7回5安打12奪三振で1失点と好投したが、打線の援護なく2-0で敗れ、3敗目(6勝)を喫した。
一方で、この試合を終えた時点での打撃成績は、284打数83安打で打率2割9分2厘、24本塁打、58打点。
その大谷は、米メディア「ジ・アスレチック」が実施した調査で人気No.1となっている。
「メジャー22球団、103人の選手に匿名を条件に質問したのが『もし自分がチームを今日から始めるとすれば、最初に誰と契約するか』。そこで大谷の指名が断トツの45.6%という結果が出ました」(メジャー関係者)
2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)は14.5%で、トリプルスコアの差がついた。
もうひとつ、さらに興味深い調査結果がある。それが「大谷が来季所属する球団はどこだと思うか」だった。
この質問に答えた103人が弾き出したのは、1位ドジャース(57.2%)、2位エンゼルス(11.4%)、3位がパドレスとメッツ(7.2%)だった。
大谷はエンゼルスとの契約を延長しない限り、今季終了後にFAとなる。
「FAになる前に、今夏のトレードの可能性も話題に上っていますが、エンゼルスのミナシアンGMは『我々は彼を気に入っている。長くここにいてほしいと思っている』と否定しています」(メジャー担当記者)
来季の所属先が早くも取り沙汰され、現役選手による予想合戦まで展開される大谷。FAとなれば、12年契約で6億ドル(約790億1000万円)という、メジャー史上最高額に達する可能性が指摘されるのも、大げさな話ではないのだ。