横浜DeNAベイスターズが阪神との首位攻防戦で3連勝し、首位奪取となったことで、1998年以来25年ぶりの「#横浜優勝」に向けて盛り上がっている。快進撃の要因はどこにあるのか。スポーツライターは、三浦大輔監督を取り巻く首脳陣のおかげだと言い切る。
「昨年までの三浦監督は様子見ばかりで、攻撃時に積極的に動くことがなかった。ところが今年はタイミングよくエンドランや盗塁を仕掛け、それがハマッています。相川亮二チーフ作戦兼バッテリーコーチが、捕手目線で攻撃サインを監督に進言しているのが効いていますよ。石井琢朗チーフ打撃コーチ、鈴木尚典打撃コーチからの選手情報や意見を、自らの考えとミックスさせて最善手を出しています」
相手の研究にも怠りがない。強敵のタイガース情報は、驚きの方法で仕入れているというのだ。
「ベイスターズのコーチは、スポーツ紙が毎日掲載している岡田彰布監督のインビュー記事をくまなく読んでいます。一問一答を全て頭に叩き込み、連日『敵将がどう考えているか』『どういう策を講じてくるか』『どの選手起用になるか』を想定している。休みなく一問一答を読み、分析しているので、岡田監督が試合中にやりそうなことは、だいたい想像がつくみたいです」
使えるものはどんなものでも使って「#横浜優勝」を目指しているのだ。