一方、国内ツアーに目を移すと、7月6日に「ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ」が開幕。この大会には、ミレニアム世代のエースと言われた安田祐香(22)が参戦予定だ。
「19年『第1回オーガスタ・ナショナル女子アマチュアゴルフ選手権』に日本からただ1人参戦し、笹生とともに堂々の3位タイ。ただ、いかんせん細身の体形もあって腰痛に苦しみ、ナショナルチームで同期の古江や西村優菜(22)=同59位=にリードされた。しかし今はハムストリング(太腿裏の筋肉の総称)の筋肉量や柔軟性をアップさせ、戦えるところにきた」(スポーツ紙デスク)
今シーズンは「フジサンケイレディスクラシック」で2位になるなど、計16戦でベスト5入りが3回、国内ランキングは29位だ。
「今、最も悲願の初優勝に近い存在でしょう。『ミネベアミツミレディス』だけでなく、後半戦に突入した国内ツアーからも目が離せませんね」(スポーツ紙デスク)
後半戦の見どころは、何も安田だけではない。特に注目は“飛ばし屋3人娘”だという。
「神谷そら(20)は、アマチュア時代から将来を嘱望された飛ばし屋で、プロテストをトップ通過。すでに『フジサンケイレディスクラシック』を制し、2勝目を狙っている」(スポーツ紙デスク)
ドライバーディスタンスはツアー2位で、名門・川奈を制するテクニックも完備しているとあって、さらなるジャンプアップが期待される。
「あと2人は、ドライバーの平均飛距離が250ヤードで“剛腕”と呼ばれる荒川怜郁(22)、ドライビングディスタンスはツアー3位の竹田麗央(20)。竹田は2年連続賞金女王の平瀬真由美(53)を叔母に持つサラブレッドで、愛くるしい笑顔とポニーテールが人気の的です。新鋭の飛ばし屋3人娘が後半戦を盛り上げてくれると思いますよ」(スポーツ紙記者)
今週末は女子ゴルフ観戦を10倍楽しもう。