7月2日の巨人戦で高梨雄平投手から死球を受けた阪神の近本光司外野手が4日、出場選手登録を抹消。高梨への批判が収まらない。
近本は死球を受けた後もフル出場し、試合後は「ノーコメントで」としていた。3日には検査を受け広島入りしていたが、4日に右肋骨骨折が発表され抹消となった。しかも同日、近本不在の阪神は広島に9-1と惨敗。2位のDeNAに1.5ゲーム差にまで詰め寄られ、虎党の怒りの矛先が高梨に向かっているのだ。ネットウォッチャーが語る。
「高梨は近本に死球を与えた2日、自身のツイッターで救援陣を称え『みんなないぴすぎ』などと近本への謝罪も無しにお気楽な投稿をしていましたからね。その後は彼のSNSにブーイングのコメントが殺到。3日に投稿した愛猫のカットでは、ごろんと横たわる姿が近本が死球を受けて悶絶する姿とそっくりだとして余計に怒りを買ったんです」
4日には高梨が「本当に申し訳ない」と謝罪のコメントを出しているが、誹謗中傷にまで発展したSNSのコメントは大荒れだ。
「もちろん高梨は故意に阪神ファンを逆撫でするような投稿をしたわけではないでしょう。誹謗中傷は絶対にあってはならないことですが、彼本人、マズかったとは思っているでしょうね」(前出・ネットウォッチャー)
次の阪神×巨人戦は甲子園で7月25日から始まるが、高梨の登板場面はどうなることやら。
(ケン高田)