19年11月に薬物による取締法違反の容疑で逮捕され、表舞台から姿を消した沢尻エリカ(37)。今年2月に3年の執行猶予が明けて芸能界復帰が注目される中、6月15日発売の「女性セブン」と「FRIDAY」が同時に近影を報じた。
果たして偶然だったのか。芸能評論家の竹下光氏はこう読み解く。
「コンビニで買い物する庶民派アピールなど、記事の内容が絶妙にかぶらず、どちらも復帰に前向きなものでした。薬物逮捕でどん底までイメージダウンしましたが、業界では世間の反応を見るための“観測気球”だったと見られています」
動画配信サイト「TVer」でも、7月4日まで14年に沢尻が主演を演じたドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)を放送していた。
SNSでは、美貌と演技力の高さを誉めるコメントが多く、週刊誌の記事に対しても好意的な意見が大勢を占めたことで、復帰もいよいよ秒読み段階か。芸能プロ関係者はこう話す。
「初公判では『女優復帰は考えていません』と引退宣言していたが、沢尻が輝けるのは芸能界だけでしょう。それは本人もわかっているはず。今のところ舞台には興味がないようで、配信系の作品が最有力です。先日も、Netflixで高級娼婦のスパイ役として復帰するとの報道もありましたが、広告モデルや女性ファッション誌での活動再開など、まだ模索段階にあると聞きました。ただ、本人の中でブランクがある分、順応できるか心配もあるようで、周囲も焦らせないように配慮しているそうです」
ゴージャスな娼婦役となれば、映画「へルタースケルター」(12年、アスミック・エース)以来、まさに裸一貫の出直し熟ボディの完脱ぎに期待が膨らむ。エリカ様の帰還は既定路線のようだ。