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DeNAベイスターズ転落の原因は「ぬるま湯・馴れ合い・仲良しクラブ」で細かい野球ゼロ

 横浜DeNAベイスターズが阪神タイガースに3連敗を喫し、この時点で自力優勝の可能性が消滅した。チームを重い雰囲気にさせたのは、三浦大輔監督のイチかバチかの大ギャンブル失敗だ。2-3の7回一死一、三塁で、キャプテン佐野恵太に代えて楠本泰史を代打に送ったが、結果はショートフライ。佐野がベンチで悔し涙を浮かべる衝撃シーンにつながった。勝負手が裏目に出た三浦監督は、

「なんとか勝ちにつなげていかないといけない。そこは監督の責任」

 とゲッソリした表情で語るのみだった。

 DeNAは貯金12を使い果たし、首位阪神とは今季最大の9ゲーム差に広げられた。スポーツライターが言う。

「ラミレス監督時代と変わっていないですね。采配がどうもうまくいきません。現状、レギュラーで大不振に陥っている選手はほとんどいない。なのにバッターが、場面に応じた役割をこなせていない。役者が揃い、個の力は持っていますが、線になっていないので、相手からすると嫌な打線ではありません。進塁打や意味のあるアウトを増やし、少ないヒットで点を取らなければ、なかなか勝ちは続かないです」

 6月25日に首位へと浮上したが、そこから転落して、ついに4月15日以来の4位となった。一度負けるとズルズル落ちる、いつものベイスターズに戻ってしまったようだ。

「勢いがある期間はいいですが、細かい野球をしなければ優勝はムリでしょうね。今のベンチや練習風景を見ると、ぬるま湯体質で馴れ合っており、首脳陣を中心にお友達ばかりの『仲良しクラブ』になっています。石井琢朗チーフ打撃コーチや相川亮二チーフ作戦兼バッテリーコーチらが、もっと細かい野球を指導しないといけません」(ベテラン遊軍記者)

 交流戦優勝した勢いはどこへやら。どうやって巻き返すか、お手並み拝見である。

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