第105回全国高校野球選手権記念大会に沸く、夏の甲子園。長野県・佐久長聖高校出身のタレント・手相占い師の島田秀平が自身のYouTubeチャンネル〈島田秀平のお開運巡り〉で、高校野球を語っている。
佐久長聖高校野球部は夏の甲子園に9回、センバツに1回出場。島田は3年時の夏の大会で、応援団の一員として甲子園に足を運んだ経験がある。そこで高校野球の見どころは、球児たちが繰り広げる熱い戦いだけでなく、舞台裏にも感動秘話があるのだと、熱弁をふるったのだ。
「応援団目線で話をさせていただきますと、試合が終わるとですね、エールの交換が始まるんです。試合が終わった瞬間に、一緒に戦った仲間になるんですよ。負けた側の高校が勝った側の高校に向けて、エールを贈るんですね。その様子にも注目していただきたい」
勝者の側からもエールが贈られる感動シーンだが、その後、一塁側と三塁側に分かれていた各校関係者が試合後の出口で一同、顔を合わせ、バスのある駐車場までの道のりを共にするのだという。この間にも、
「応援団同士で『ありがとう』と抱き合ったり、応援の時に使っていた千羽鶴とかハチマキを、勝ったチームに託すわけですよ。いつかテレビでそこも放映してほしい」(島田)
島田がこの動画を投稿した8月15日、予定されていた3回戦の4試合は台風7号の接近に伴い、中止・順延となった。
2020年、新型コロナウイルスの影響から大会中止となった翌年の第103回夏の大会では、台風9号の影響で開幕が1日遅れ、さらに悪天候続きで過去最多となる7度の順延を記録。今思えば「1日でも長く」との球児、各関係者の願いが天に影響したか…。
(所ひで/ユーチューブライター)