例年、夏になるとサンフランシスコから帰国し、秋まで日本で芸能活動を行う野沢直子。今年も7月から日本に滞在し、様々な番組に出演している。
そんな野沢に沸き起こったのが、アメリカ人の夫・ボブ氏との離婚裁判だった。「週刊文春」によれば、彼女は昨年4月から離婚協議中で、カリフォルニア州の裁判所のサイトでも訴訟が確認されているという。
野沢は8月16日に出演した「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)で「貯金はゼロ」「人生いろいろあるわけ」「そこ、深掘りしないで」と意味深に語っていた。そんな彼女を巡り、テレビ業界では「離婚後の動き」に大きな関心が寄せられている。バラエティー番組関係者が語る。
「報道を見る限り、まもなく離婚が確定する様子。3人の子供も自立していて、近く日本に『完全帰国』する可能性は高いのではないでしょうか」
となれば、引く手あまたで、
「夏限定で出稼ぎ的に日本での芸能活動を行っていますが、どの番組に出ても、トーク力は健在です。7月30日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、ダウンタウンらと共演した往年の人気番組『夢で逢えたら』の裏話を暴露して、爆笑をかっさらいました。貯金が全くないとのことですが、1年を通して日本で芸能活動をすれば、相当な収入が期待できるでしょう。そうした金銭的な事情も、帰国を後押しするはずです」(放送作家)
期待が高まる野沢の完全復帰だが、それによってポジションを失いかねないタレントもいる。
「彼女が戻ってきた場合、誰よりもワリを食うのが、フワちゃんでしょうね。不規則発言が特徴の女性タレントという点でかぶる上、場を盛り上げる実力も視聴者の好感度も、野沢が格段に上。野沢の完全復帰により、テレビからフワちゃんが消えるかもしれません」(前出・バラエティー番組関係者)
野沢の動向が及ぼす影響は、それほど大きいのだ。
(山倉卓)