社会

大麻・合成麻薬密売に爆破予告30万件…悠仁親王の「進学先候補」で次々と学生が逮捕される異常事態

 再来年に大学進学を控えた秋篠宮家の長男・悠仁親王。ところが各メディアが「進学候補」と挙げた先で、次々と学生が逮捕される事態になっている。

 そのひとつが東京農業大学だ。父親の秋篠宮文仁親王は、2008年に同大の客員教授に就任。母・紀子さまの弟の川嶋舟氏も同大農学部デザイン農学科で准教授の職にある。さらに姉の佳子内親王の交際相手が東農大の学生ではないか、という報道が出たこともあった。

 ところがその東農大ボクシング部の部員3人が、世田谷区の寮内か寮の周辺で大麻と合成麻薬LSDを使用もしくは密売する目的で所持していた容疑で逮捕された。特に19歳の男子部員はSNSで購入客を募り、合成麻薬LSDの密売に手を染めていた容疑で、8月22日に3度目の逮捕。悪質さでは日本大学アメフト部の上をいっている。

 東農大は7月12日付でボクシング部を無期限活動停止にし、謝罪文の発表のみで記者会見も開いていない。大学の対応としては、林真理子理事長が臨席する会見を開いた日大よりお粗末といえる。なのにメディアが東農大にはダンマリを決め込んでいるのは不可解だ。

 次に「進学候補」に挙がったのは、東京農工大学。東農大と名前が似ているが、こちらは東京・府中市と小金井市にある国立大学だ。「FRIDAY」が先ごろ、悠仁親王の進学先最有力候補として紹介し、大学の知名度が全国区になるのでは、との期待が寄せられていた。ところが同大学の大学院生が、とんでもない事件を起こしたのである。

 警視庁は8月23日、今年1月に東京・目黒区の東京音楽大学に「高機能爆弾を334個仕掛けた」などと書かれたファックスを送信し、大学の業務を妨害したとして威力業務妨害容疑で、東京農工大の大学院生・佐藤直容疑者と、無職の大熊翔容疑者を逮捕した。

 この佐藤容疑者は朝日新聞によると、総務省所管の国立研究開発法人サイバーセキュリティー人材育成を目的とした国立法人主催の「国家防衛プログラム」に選ばれていた。国費で海外からのサイバー攻撃から日本国内のシステムを守るサイバーセキュリティーの知識や技術を習得していたという。

 日本の国家防衛システムを担う人材が、今年1月から5月にかけて、同じような内容の「爆破テロ予告ファックス」を30万件以上、全国の学校や自治体などに送信していたというから、その衝撃は大麻汚染の比ではない。

 農学部、工学部で扱う研究資材の一部は、爆弾の材料になる。科学ジャーナリストが言う。

「今回の事件では、総務省や国立行政法人の身辺調査の甘さが露呈しました。サイバーセキュリティーの人材養成にあたって、公安と情報交換すらしていなかった。縦割り行政の弊害ですね。他に都内で農学部があるのは、東京大学。ところが東大農学部の卒業生にも、三浦瑠麗などクセが強い人の名前がある。真面目に研究している人も大勢いますが、バイオベンチャーや太陽光発電でひと山当てようとする学生、卒業生は少なくありません。悠仁親王の御学友、という肩書きを悪用されかねません。農業畜産系の学部を有して警備がしやすい大学は東農大と日大ですが、そのどちらも大麻汚染に見舞われ、大学の危機管理体制はズタボロ。悩ましいですね」

 悠仁親王の進学問題から見えてきた、大学生の薬物汚染。今年度の大学受験や推薦入試から、受験生に「血液検査」「毛髪検査」を義務付けてもいいのではないか。

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