元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が先ごろ、自身がプロデュースしたという「ハンカチ」をお披露目したが、これに一部から揶揄の声が飛び交っている。
斎藤氏はハンカチ・スカーフ等の製造・販売などを手がける都内企業とコラボした商品をインスタで公開。そのハンカチは綿100%の白の素材に、うっすらと文字が浮かび上がるという斎藤こだわりのデザインで、「信」「勝」「光」「穏」「礼」「始」「楽」「健」「祝」という全9種がラインナップされている。ちなみにこれらの文字は、斎藤氏がマウンド上で感じた感情の動きを表しているとか。
斎藤氏は早稲田実業のエースとして2006年の夏の甲子園に出場。マウンド上で丁寧に折られた青いハンカチで顔の汗を拭く姿が話題となり、「ハンカチ王子」と呼ばれるようになった。
斎藤ファンであれば全種類揃えたくなったしまうような待望の品といえるが、なぜかネット上では冷ややかな声が蔓延している。
「そもそも、斎藤氏は『「ハンカチ王子」と呼ばれるのは好きではなかった』と語るなど、野球の実力以外の面がフォーカスされることを嫌っていたようですからね。それが大人になり、『ハンカチ王子』の呼び名があったからこそ今の自分があると軌道修正している。そしてプロを止めた途端、今度は商売の材料にしているのですから、ツッコミたくなった野球ファンは多かったようです」
しかもそのハンカチは税込3300円と強気な価格設定。現役引退後に「株式会社斎藤佑樹」を設立し、イベントやCM出演と幅広く活動しているが、商魂たくましく「ハンカチ」と生涯を共にする覚悟も決まったようだ。
(ケン高田)